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日常の愛車チェック
日常点検はとても大切。点検・整備の仕方を覚えて、習慣にしましょう!
クルマを平らな場所に停めて、周囲の安全に気を付けて行ってください。
ボンネットを開けて行う点検
①ブレーキ液の量
リザーブタンクを横からのぞいて、揺らしてみます。
液量が上限(MAX)と下限(MIN)の間にあるか確認しましょう。
チェックしないと……
ブレーキオイルの量が少なくなった場合、ブレーキのきき具合が悪くなり、思わぬ事故につながる恐れがあります。
②バッテリー液の量
バッテリーの液面が各槽とも上限(UPPER LEVEL)と
下限(LOWER LEVEL)の間にあるか確認しましょう。
注意事項
※ 火気をバッテリーに近づけないでください。
※ バッテリー液が、万が一皮膚や目についてしまった場合、すぐに水で洗浄して、医師の診断を受けてください。
※ バッテリー液量が、下限(LOWER LEVEL)以下になったまま使用・充電すると、破裂(爆発)の恐れがあります。
チェックしないと……
液量が少なくなった場合、ヘッドライトが暗くなったり、エンジンのかかり具合が悪くなったりする可能性があります。
③冷却水の量
ラジエーターリザーブタンク内の冷却水の量が上限(FULL)と下限(LOW)の間にあるか確認しましょう。
注意事項
※ 水温が高いときは、ラジエーターキャップは開けないでください。
※ 水のみの補給はしないでください。
チェックしないと……
冷却水量が足りなくなると、エンジンが高温になり、オーバーヒートの原因となる場合があります。
④エンジンオイルの量
エンジン始動前かエンジン停止後数分たってから行いましょう。
まず、オイルレベルゲージを抜き取り、付着しているオイルを拭いて、再びしっかりと差し込みます。
もう一度抜き、エンジンオイル量が上限(F)と下限(L)の間にあるか確認しましょう。
注意事項
※ 点検する際は、エンジンをかける前か、エンジンを停止し、十分冷えた状態で行ってください。
※ 点検のあとは、オイルフィラーキャップやオイルレベルゲージを確実に取り付けてください。
※ オイルがこぼれた場合は、完全に拭きとってください。
チェックしないと……
ブレーキオイルの量が少なくなった場合、ブレーキのきき具合が悪くなり、思わぬ事故につながる恐れがあります。
⑤ウインドウォッシャー液の量
ウォッシャー液が十分に入っているか、側面から見て確認しましょう。
注意事項
※ ウォッシャー液を補給する際は、エンジンをかける前か、エンジンを停止し、十分冷えた状態で行ってください。
※ ウォッシャー液のかわりに、石鹸水などを入れないでください。
チェックしないと……
ウィンドウォッシャー液がなくなると、フロントガラスの汚れがとれず、視界が悪くなる可能性があり、危険です。
クルマのまわりを回りながらの点検
①ランプの点灯・点滅、汚れ、損傷
ヘッドランプ・テールランプ・ウィンカーランプなどに、汚れ・傷・損傷がないか、また、確実に取り付けられているかを確認しましょう。
また、ライトをオンにし、ヘッドランプ・スモールランプ・テールランプが点灯しているか、また、明るさが足りているか確認しましょう。
ウィンカーランプも同様に、左右に動かしてランプが点灯しているか、また、明るさが足りているか確認しましょう。
チェックしないと……
夜の運転時、視界が悪くなったり、他のクルマからも愛車が見えづらくなることで、まわりに迷惑をかけたりする場合があります。
②タイヤの状態
タイヤのたわみ具合、亀裂や損傷がないか、溝の深さなどを確認しましょう。
地面との設置部のたわみ具合を見て、空気圧が適当であるか点検します。
(デジタルタイヤは空気圧が分かりにくいので、タイヤエアゲージを見て確認しましょう。)
また、タイヤにスリップサインが現れたときは、溝が無くなっていますので、タイヤを交換しましょう。
チェックしないと……
パンクやスリップを起こし、思わぬ事故につながる可能性があります。
運転席に座って行う点検
①パーキングブレーキレバー(ペダル)の引きしろ(踏みしろ)
パーキングブレーキレバーをいっぱいに引いた(踏んだ)とき、引きしろ(踏みしろ)が多すぎたり、少なすぎたりしないか確認しましょう。
チェックしないと……
パーキングブレーキが思うように効かない場合があり、思わぬ事故につながる可能性があります。
②ブレーキペダルの踏みしろ
エンジンをかけた状態で行います。
ブレーキペダルを強く踏み込んだときに、ペダルと床の隙間に余裕があるか、 また、ペダルを踏み続けたときに、ペダルが更に入り込むようなことがないかを確認しましょう。
チェックしないと……
ブレーキのきき具合が悪くなり、思うように止まることができなくなる場合があります。
③エンジンのかかり具合、異音
エンジンをかけた際に、変な音がしないか、また、すぐにかかるかを確認しましょう。
チェックしないと……
エンジン周りの故障の発見が遅れる可能性があります。
④ウィンドウォッシャー液の噴射状態
エンジンをかけた状態で行います。
ウィンドウォッシャー液を出し、ウィンドウォッシャー液が勢いよく出るか、また、フロントガラスのほぼ中央にでるか確認しましょう。
チェックしないと……
フロントガラスの汚れがとれず、視界が悪くなる場合があり、危険です。
⑤ワイパーの拭き取り状態
エンジンをかけた状態で行います。
ウィンドウォッシャー液を出し、ワイパーを動かします。ワイパーがスムーズに動いて、フロントガラスの汚れが綺麗に拭き取れているか確認しましょう。
チェックしないと……
雨の日など、前が見えにくくなり、思わぬ事故につながる可能性があります。
ゆっくり走行して行う点検
①ブレーキのきき具合
走行中にブレーキペダルを踏み込んで、スムーズに止まれるか確認しましょう。
注意事項
※ 点検は、周囲の交通状況に十分注意して行ってください。
チェックしないと……
思うように止まることができず、重大な事故につながる可能性があります。
②エンジンの低速・加速の状態
アイドリング状態(エンジンがかかっていて、止まっている状態)で、エンジン回転にムラがないか、また、アクセルペダルを踏み込んだとき、なめらかに加速するかを確認しましょう。
注意事項
※ 点検は、周囲の交通状況に十分注意して行ってください。
チェックしないと……
信号などで停止したとき、突然エンジンが止まったり、発進時に急加速したり、思わぬ事故につながる可能性があります。